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健武山温泉神社(那須町)概要: 健武山温泉神社の創建は那須与一の後裔にあたる那須資忠の4男資方が芦野領主として当地に配された際、領内の鎮守として勧請したのが始まりとされます。資方は地名から芦野氏を名乗り、以来、芦野家の崇敬社として歴代当主から崇敬庇護されました。特に享禄年間(1528〜1532年)には社殿が造営され社領60石が寄進され、江戸時代も芦野家が3千石で交代寄合の旗本として当地を支配した為、明治維新まで社領30石が安堵されました。明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏式が廃され明治5年(1872)に郷社に明治10年(1877)に改められ村社に列しました。境内は苔むした古社の雰囲気がありますが拝殿(入母屋、銅板葺、平入、桁行2.5間、正面1間向拝付、外壁は真壁造り、白漆喰仕上げ)は比較的新しい印象、本殿は覆い屋内部にある為に不詳です。御神木である大杉は推定樹齢約700年、樹高50m、幹周6.45m、当地を代表する巨木として貴重な事から「湯泉神社のおおすぎ」として昭和32年(1957)に栃木県指定天然記念物に指定されています。祭神:大己貴命、誉田別命、事代主命、三穂津姫命、健御名方命。
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健武山温泉神社
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