刈和野街道概要: 刈和野街道は刈和野と角館を結ぶ街道です。天和元年(1681)に記された「領中大小道程帳」には5つの一里塚が整備されていたようで早くから開発されていたようです。刈和野は羽州街道で本陣や代官所が置かれ、給人(武士)が配置され、亀田街道の基点や雄物川の舟運として経済的にもた重要拠点の1つでした。又、角館も佐竹北家が配置された北浦地方の重要地であった為、往来が多い街道でした。しかし、距離的には近かった為か中間の集落は宿場として大きく発展した所は少なかったようです。このように戦略的にも重要だった刈和野街道は戊辰戦争の祭は激戦区の1つとなりました。
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