秋田市: 萱ヶ沢集落

羽州街道

萱ヶ沢集落
萱ヶ沢集落
刈和野 北野目 大沢郷宿 杉山田 萱ヶ沢 高尾 新沢 上蛇田 亀田 松ヶ崎
秋田市萱ヶ沢集落概要: 正手沢集落から峠を越えると萱ヶ沢集落に入ります。亀田街道は萱ケ沢集落で由利長根、新沢コースと新波高尾山コースの2つの道へ分かれます。その為か、数軒の店舗もあり周辺では中心的な役割があったような感じがします。旧雄和町指定文化財である萱ヶ沢番楽が伝わる独自な文化があったのかも知れません。街道沿いはほとんど古い建物がありませんが静かな町並みが続きます。
萱ヶ沢番楽
 萱ケ沢番楽萱ヶ沢集落には番楽が伝わっています。案内板によると「萱ヶ沢は歴史の古い里である。伝承されている番楽の沿革は詳しく分からないが、言い伝えによると、赤田長谷寺開基名僧是山和尚が隣村平岡村人に獅子舞、番楽を伝授し、当地修験長円寺が災難及び病魔退散の祈祷獅子舞を修したと伝えられる。例年5月16日、鎮守日枝神社のお祭りには鷲泉寺境内権現堂に納まる獅子頭を先頭に道中囃子を奏でながら神社に登り、神前に「神舞」を奉納し幕開きとし、8月14日の旧暦お盆には集落各家の厄払い、20日の旧暦お盆には幕納めとして舞を奉納してきた。舞には「獅子舞」、「神舞」、「扇の的」、「鳥舞」、「信夫」、「翁舞」、「曽我兄弟」、「山ノ神舞」、「四人餅つき舞」、「五条の橋」、「高館」、「三ッ釣」の十二番の演目があり、古くから萱ヶ沢若衆に伝承されてきた。」と書かれています。
鷲泉寺
 鷲泉寺鷲泉寺は康応元(1391)に山形県大石田町の向川寺の僧侶がこの地に訪れた際、一羽の大鷲を見つけ、後を追った所に神泉があり、堂を建立した事が始まりとされています。何度か移転を繰り返し現在地に落ち着きました。江戸時代には香泉寺、永泉寺と並び「芋川三泉寺」と呼ばれていました。戊辰戦争の戦火に巻き込まれ建物は焼失しました。集落からは少し中に入る為分かり難い所にあります。境内には萱ヶ沢番楽で使う獅子頭を納める権現堂があります。亀田領三十三観音霊場第二十三番札所。
日枝神社
 日枝神社日枝神社は萱ヶ沢集落の鎮守です。鷲泉寺の対極の山の上に鎮座します。案内板等無い為、由来、歴史等は良く分かりませんが元禄、元文、文化の年号のある軒札が残っている事からもかなりの歴史があるようです。例祭には奉納される萱ヶ沢番楽が鷲泉寺の境内にある権現堂に納まる獅子頭を使用するなど神仏混交の色合いの濃い神社と言えます。参道には男坂、女坂と思われる2つの参道があり、男坂の方はかなりの急勾配の階段になっています。女坂の方には入り口にお地蔵様が安置され、中ほどに女人堂のような境内社があります。境内からは集落が一望できなかなかの景勝の地と言えます。
お地蔵様
 お地蔵様お地蔵様は日枝神社の女坂と思える入り口に鎮座しています。特に集落の入り口では無いのですが、旧大内町の小栗山へ抜ける道の結束点にもあたる為この位置が選ばれたと思います。お堂の中には3体のお地蔵様が鎮座し他にも曰くありげな石がありました。最近建替えられたらしくまだまだ新しい感じがします。花やお供え物もある事からも現在でも信仰の対象となっているのが分かります。
共同井戸
 共同井戸萱ヶ沢集落には共同井戸が現在でも使われています。当然水道等は普及しているとは思いますが、街道沿いに設置されていて誰でも使える様です(?)。小型のポンプで汲み上げられているのか、水口は延々と水が流れ出て、桶に水を溜め野菜や果物などを冷やすのには丁度良いのかも知れません。簡易な屋根を設え、内部には掃除用具なども備え付けられています。その為、周辺は清潔に保たれていて現役さが感じられます。
萱ヶ沢館跡
 萱ケ沢館跡旧亀田街道は萱ヶ沢集落を出て大台入口のバス停付近で左折します。そのまま山の方へ進むと「由利長根」と言われる峠道へ入ります。その手前にある高さ5〜6m程の小さい岡が「萱ヶ沢館跡」です。中世の館で京極氏が建てたと云われています。由来等も不明で城郭の規模も見るだけでは良く分かりませんでした。現在は集落の共同墓地のようになっていて、京極氏の子孫が立てた石碑があります。
由利長根
  由利長根由利長根は案内板によると「江戸時代大内町は亀田藩に属していました。この道路は参勤交代の経路の一つで亀田城下町から駒泣峠(新沢)を越え中俣萱ヶ沢(旧雄和町)を通り刈和野(旧仙北町)で羽州街道に出て江戸へ通っていました。」とあります。由利長根はなだらかな道筋で以外と通行しやすかったようです。現在でも道筋は確認出来ますが、車での通行は無理です。峠には由利長根地蔵と呼ばれる地蔵が是山和尚により建立され旅の安全を祈願しました。
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