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観音寺(白河市)概要: 観音寺の創建は応永15年(1408)、円順和尚によって開山したのが始まりと伝えられています。白坂宿の本陣と問屋を歴任した白坂周右衛門家の菩提寺として白坂家が大檀那となり庇護しています。境内に建立されている夕日堂は、古くから金売吉次の埋蔵金伝説が残る御堂で、伝承によると金売吉次が当地を訪れた際、盗賊に襲われ命を落とす間際に「朝日さす夕日さすからすの横ばえすずめのちょんちょん三ツ葉うつぎの下にある」との遺言を残して命を落としたとされ、その「夕日」が「夕日堂」の事を指していると伝えられています。戊辰戦争の際には白坂宿周辺が激戦地の1つとなり境内には白坂宿周辺で戦死した大垣藩の瀬口与作源光忠、酒井元之丞重寛、松岡惣兵衛源重勝、長州藩の岡勝熊正義、浅野外裕正章、会津藩の鈴木儀之助、仙台藩の後藤基充、斉藤直三郎、案内人(白坂の住民、新政府軍の案内人を勤めた為に会津藩士から刺殺させられた)の大平八郎墓碑が建立されています。福島百八地蔵尊霊場第41番札所(札所本尊:白坂地蔵)。宗派:天台宗。
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観音寺
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