男鹿市: 船越集落

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船越集落
船越集落
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男鹿市船越集落概要: 潟口にあたる船越水道を橋で渡りると船越集落に着きます。船越は男鹿街道沿いにあった集落で、現在ではバイパスに大型店舗が軒を並べていますが、町中心部にはある程度の商業の集積があり、当時雰囲気はある程度感じられます。八郎潟の潟口は2キロほど東にあった様ですが、日本海と八郎潟の交易と男鹿街道が通っていた事などの要因があり周辺では中心的な町として発展してきたようです。
八龍神社
 八龍神社八龍神社の創建は大同2年(807)と云われ船越の防潮水門近くに鎮座しています。八郎潟に近接し、船着場がある事から、この場所は神聖視されていたと思われます。特に漁業関係者の信仰は深く境内には「魚類供養塚」が多数奉納されています(男鹿市指定文化財)。又、案内板には紀行家の菅江真澄も八龍神社を訪れ「八郎という者が難蔵法師との争いに負け、大蛇となってこの湖水に入ったという伝説を記す」と書かれている通り、八郎潟には田沢湖、十和田湖を含めた、壮大な龍伝説が伝わっています。その為、男鹿半島や八郎潟周辺には、八龍神社を始め龍伝説関係の神社が点在します。
三吉神社
 三吉神社三吉神社は船越駅東の踏み切り脇に鎮座しています。正確では有りませんが、能代市方面に向かう男鹿街道の結束点に当たるのではないかと推察しています。小さな社ですが境内には多数の庚申塔があり道路脇のお堂には猿田彦神とも思える石碑もあり公通上の拠点の1つだったと思われます。又、この周辺は太平山信仰が強いようで、隣接する脇本集落にある菅原神社は太平山を向いて建てられています。集落にも太平山碑が多く見受けられ、ここから見た太平山が神秘的に見えて、信仰の対象になったのではないでしょうか?
男鹿半島
 男鹿半島男鹿半島概要: 男鹿半島は秋田県を代表とする観光地として有名で年間を通して多くの観光客が訪れています。男鹿半島は元々火山島だったとされ、半島のいたるところでその形跡を見る事が出来、その独特な景観は時には信仰の対象や伝説の原点にもなっています。中世には修験僧の修業場として山岳信仰の盛んな場所となり、現在でも男鹿半島には「赤神神社五社堂」や「真山神社」、「万体仏」などの遺構数多く残っています。
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