金光寺集落 |
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金光寺
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三種町金光寺集落概要: 豊岡集落を進み県道ではなく直進した道が旧羽州街道です。又、県道と吸収され直進すると左側に細い坂道が見えます。善知鳥坂と呼ばれ江戸時代当時からの街道の姿を留めています。坂を登りきる辺りに白山神社がありそこから金光寺集落へ入ります。金光寺集落は羽州街道と大間越街道の分岐点で金光寺追分と呼ばれています。現在でも老松と社が残り、当時を感じさせてくれます。
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金光寺追分 |
金光寺集落に三又路があります。金光寺追分と呼ばれ、羽州街道と能代へ抜ける大間越街道の分基点があります。秋田側から見て右側が羽州街道、左側が大間越街道です。現在でも三叉路には一本の老松と社が残っていていて当時の様子を感じる事が出来ます。社の中は特に鍵など掛かっていなかったので開いてみたところ、道祖神や青面金剛と思われる石仏が数体安置されていて、わらじや花など多くの奉納物がありました。様々の人が自由にお参りできるのでしょうか?時代が移り変わった現在でも信仰の対象になっています。大変好感がもてる空間だと思います。
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善知鳥坂 |
豊岡集落を過ぎ県道をそのまま進むと左側に細い上り坂が見えてきます。江戸時代から善知鳥坂と呼ばれていた旧羽州街道の跡です。路面はコンクリートの階段とアスファルトになっていますが、山に切り通しがあり、道幅は当時とほぼ変わらないそうです。左右は鬱蒼とした木々に囲まれてかなり旧街道の雰囲気があります。「善知鳥」という地名は秋田県内を始め東北地方によく見かけます。単純に海鳥の姿形や巣の形状からくだけとは思えないのですが興味が尽きないところです。
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白山神社 |
善知鳥坂を登ると白山神社の鳥居が見えてきます。白山神社は金光寺集落の鎮守で、天正2年(1597)に三浦氏が建立したと云われています。敷地の形状が古来から変わっていない為か、境内はとても赴きのありますが、社殿は思ったより新しい感じがします。本殿は傾斜地に張り出し形をとっていて特徴がありました。神社の配置が坂の登りきった所で集落の入り口に当る場所なので何か曰くがありそうです。
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