仙北市: 真崎野集落

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真崎野集落
真崎野
六郷 本堂城回 豊川 角館 真崎野 生保内
仙北市真崎野集落概要: 生保内街道は一端、白岩に行くコースと角館に行くコースに分かれます。そしてこの真崎野付近で再び合流することになります。付近には金峰神社があります。金峰神社の参道は500m(150mは当時からのもの)の鬱蒼とした杉並木で県天然記念物に指定されています。社殿も素晴らしく文化財指定されています。又、、「東北の耶馬渓」と賞される抱返り渓谷も近くにあります。
金峰神社
 金峰神社案内板によると金峰神社の創建は元正天皇養老2年(718)とされています。現在の社殿は拝殿が宝暦2年(1752-仙北市指定文化財)、本殿が大正10年(1921)、神社山門が安政4年(1857-仁王像、建築力士像(力持像)は仙北市指定文化財)だそうです。又、参道の杉並木は樹齢350〜800年とも云われ県天然記念物に指定されています。特に案内板には説明がなかったのですが名前が示すとおり明治以前は神仏混合だったと思われます。一の鳥居付近には「金峰山」の石碑があり山岳信仰がここに根付いたことを示しています。又、本来寺院にあるべき山門があり仁王像も安置されたままになっています。参道の直線上に小高い山があるのでその山が金峰山に見立てられていたのかも知れません。
梅沢集落肝煎屋敷
 梅沢集落肝煎屋敷真崎野の集落から少し中に、梅沢集落があります。そこに多少違和感のある空間を目にします。屋敷の廻りを水堀と土塁でグルリと廻して、庭木が鬱蒼と繁って他を圧倒します。この様な敷地構成は秋田県内に<大仙市の池田邸などしかなく貴重な存在だと思います。大石家は梅沢集落の肝煎りで久保田藩主が藩内巡行や、角館所預かりだった佐竹北家の鷹狩に利用されるほどの由緒ある家柄です。又、江戸時代の紀行家「菅江真澄」が晩年過ごした場所と云われ大石家の屋敷の中には「菅江真澄絶筆の碑」があります。現在母屋の方は建替えられましたが旧田沢湖町指定史跡となっています。
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