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鳥海山松葉寺(遊佐町)概要: 鳥海山松葉寺の創建は万寿年間(1024〜1028年)、乃善和尚によって開かれたのが始まりと伝えられています。幕末から明治にかけての戊辰戦争では官軍だった久保田藩率いる由利諸藩と奥羽越列藩同盟側の一翼を担った庄内藩との兵火により多くの寺宝、記録などが焼失しました。明治時代初頭に発令された神仏分離令により吹浦口の大物忌神社の仏式が廃され、神宮寺も廃寺となった為、大物忌神社の本地仏である薬師如来像と摂社月山神社の本地仏阿弥陀如来像、末社雷風神社の本地仏千手観音像が当寺に移されました。さらに三崎峠に慈覚大師が祭られる三崎神社(太子堂)から慈覚大師尊像が移されました。薬師如来座像(室町時代)と阿弥陀如来座像(室町時代)は遊佐町指定文化財に指定されています。荘内三十三観音霊場第21番札所(札所本尊:千手観音・御詠歌:みはるかす よもの やまかは とりのうみ たかきをあほぐ めがのしらなみ)。荘内平和観音百八霊場第7番札所(札所本尊:千手観音・御詠歌:あすの日も また安かれと まつば寺 ながめはるかに 夕陽おろがむ)。宗派:真言宗智山派。本尊:如意輪観世音菩薩。
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鳥海山松葉寺 |
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